のぼう 2012 11 11
日本では、映画「のぼうの城」が予想外の成功となり、
この映画が公開されて、
3日間で観客動員数が40万人を超えたと聞きました。
この映画のストーリーは、
日本の戦国時代に、埼玉県の行田市にあった「忍城」を
2万人の軍勢が攻め、
一方、この城を守る兵力は、
たったの500人だったというところから始まります。
この城は、「支城」のようなもので、
しかも、守備の兵力は、500人なので、
さらに、平地にある城だったので、
2万人の軍勢で攻めれば、
あっという間に落城するだろうと言われていました。
しかし、天下統一を狙う豊臣秀吉の軍勢によって、
数多くあった「支城」が次々と落城したにもかかわらず、
この「忍城」だけは、落城しなかったのです。
結局、神奈川県の小田原市にあった本城が落ちるまで、
支城である「忍城」は、持ちこたえたのです。
どのような方法で、500人の兵士が、
「忍城」を守り抜いたかは、映画を見てください。
映画の感想は、「痛快」という言葉に尽きると思います。
この映画は、日本ではなく、中国人に受けるだろうと思っていました。
平和ボケしていて、サムライがいなくなった日本ではなく、
このようなストーリーを、中国人は好むだろうと思ったのです。
尖閣諸島の問題で緊張が続く国際情勢がなかったら、
この映画を中国に輸出したいと思いました。